2022年2月26日:早朝の病院からの電話

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2022年2月26日(土)

昨日の血液検査で腎臓病の数値が劣悪だったスコ様。

そのまま入院となり、今朝一番で、病院から電話がありました。
(病院からの朝一番の電話は、だいたい悪い報告が多い・・・)

嫌な予感の通り、問題は急性腎不全だけではなさそうだ、という報告をかかりつけ獣医さんから受けました。

電話では軽く全体像を聞くのみに留め、詳細は、本日の面会時に聞くことに。

そして夕方、入院中のスコ様と面会をしてきました。
先生が、スコ様の状態を詳しく説明してくださいます。

昨日は点滴をしたのに、おしっこが出ないこと。

ただ、おしっこ自体は作られているらしいので、膀胱がパンパンになっていること。

仕方がないので、圧迫排尿したところ、砂が出たこと。
(ちなみに、スコ様は雌なのですが、女子で尿道が詰まるということは非常に珍しいとのことでした。)

圧迫排尿をした時に出てきた砂を、先生がシリンジに入れていて、それを見せてもらったのですが、砂時計の中に入っているような、さらっさらの細かい砂のようなものでした。

これは非常に良くない状態ということで、カテーテルを挿入し、膀胱に溜まっている残りの尿を出して、膀胱自体を生理食塩水で洗浄。
(カテーテルが挿入できている時点で、現時点で尿道は詰まっていはいないとのこと。)

もしかしたら砂で詰まっていて、おしっこが出なかったのかな、という想定で、次におしっこが溜まって出るのを待つ。
(点滴をしているので、ある程度時間がたつとおしっこが溜まります。)

が、今朝になっても、おしっこが出ないというのです。

若干硬めの便が溜まっていたので、それも取ってもらって、膀胱や尿道を圧迫するものは取り除いたとのこと。

ここで考えられるのが、先生がおっしゃるには、膀胱そのものが収縮できずにおしっこを自分で体外に排出できないのではないか、ということ。

ただ、病院に連れていく前日の夜に、おしっこをしているのを下僕は確認しています。
(スコ様の様子が気になりすぎて、逐一チェックしていたからこれは確実です。)

しかも、ちょっと長めにたくさん出ていたから、出きっていると思う。

だから、もし、膀胱に尿が溜まっていたとしても、MAX1日分。

たった1日で、膀胱が収縮機能を失うのは考えにくいそうで。

とは言え、事実、自力でおしっこが出ていないので、膀胱が上手く収縮できていないという線が濃厚。

当然、おしっこが排出できないと困ります。
そして、このままだと膀胱に負担をかけることになってしまうので、カテーテルを再度挿入し、現在はおしっこ垂れ流し状態を作ってある状態とのこと。

今日の面会でスコ様にも管がついていて、抜けないように糸で少しだけ縫ってありました。
痛くないのかな・・・。

スコ様の顔を見たら、完全に「無」になっていて。

そりゃそうですよね・・・。
おしっこの管入れられて、ウンチも掻き出されて、もう、生きた心地しないですよね・・・。

早く気づいてあげられなくて、本当にゴメン。

先生曰く、膀胱の機能が戻ってくるには、少なくとも3日~2週間かかるとのこと。

もう、2度と、回復しないという可能性もあるらしく、その場合は、圧迫排尿になるとか。
(できるかな・・・)

とにかく、スコ様が1日でも早く回復して、痛くなくて、不快じゃなくて、苦しくなくて、生きててよかったって思える状態に戻ってほしい。

今、私にできることは、ない。

面会に行って、スコ様に話しかけて、お気に入りのタオルを差し入れして、状況を正しく判断することだけ。

今、できることを、すべてやる。

今、できる選択の中で、ベストを選ぶ。

頑張って、スコ様。

早くおうちに帰っておいで。

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