2022年6月4日(土)
スコ様の下痢がまたまた始まってしまったので、以前にもらったディアバスター錠が残っていたので、昨日の夜から投与再開。
今朝、少しだけ軟便が出て(それでも泥状ではなく、柔らかいが形はある)、それ以降は出ていません。
ディアバスター錠の効果絶大。
フォーティフローラの方はというと、正直あまり効いているとは思わないのですが、とりあえず当面量は減らさず、1日1包で様子を見ることにします。
慢性腎不全の猫用のフード難民の下僕
スコ様が慢性腎不全になる前は、腎臓の数値が正常高値であったこともあり、まあまあ早めの段階から、ROYAL CANINの早期腎臓サポート(ドライフード)を与えていました。
ですが、急性腎不全からの慢性腎臓病となった今、もともと食が細い上に、腎臓病のせいで食欲がさらに低下。
ロイカナのカリカリはほとんど食べなくなってしまいました。
スコ様は、
おなかすいた < 食べる気がしない
なので、食べたくないものはたとえお腹がすいていようと、断固拒否なのです・・・。
今、スコ様がメインで食べているのが、急性腎不全で入院中に比較的食べていたという、スペシフィックの猫用 腎心肝アシストです。
これも、今となってはモリモリ食べるわけではなく、何とか工夫して口に入れるように仕向けています。
ただ、1つ良いこととしては、プロネフラとフォーティフローラをこのスペシフィック缶に付加すると、割と好んで食べるようである、ということ。
プロネフラもフォーティフローラも、ペットの嗜好性に配慮した味!と謳っているので、味は悪くはないとは思うのですが、スコ様はもちろんそのままでは食べません。
スペシフィック缶との合わせ技で、若干風味が上がるんでしょうか・・・?
謎です。
とは言え、好んで食べると言っても、スコ様は本当に食べないので、1回10gくらいを、1日数回にわたって少しずつなんとか食べさせているといった状況です。
(ちなみに、強制給餌ではなく、シリコンスプーンですくって口元までもっていって、自ら舐めてもらう感じです。)
さすがにこの状態は、在宅勤務でないとかなりキツイです。
私は、本当にラッキーで、上司が無類のネコ好きのため、ネコ様の介護のために在宅を特別に許可してもらっているのですね。
もう本当に、上司には足を向けて寝られません。
ところで、先日、動物病院に行ったときに、先生が、ヒルズのk/d缶が入荷したから試してみる?と提案してくださったたので、試しに買ってみることにしました。
(ずっと欠品していたとのこと)
試しに少し与えてみると、スコ様の食いつきがとても良い。
おお・・・これはいざというときの救世主になりうるのでは・・・?
スペシフィック缶の時は、裏ごしして、水に溶いて液状にして、少しずつスプーンですくって食べさせる、という手間がかかっていたのですが、k/d缶はお皿に出して、少し水に溶いて緩めてやると、自らお皿から食べてくれました!
楽・・・!!!
正直値段もそんなに変わらないので、正直どちらでもいいと言えばいいのですが、どちらにすべきか悩みます。
今k/d缶に切り替えたら、もう、いざというときの奥の手がなくなってしまいます。
腎臓病の子は食欲が落ちるから、どれだけ食欲を掻き立てられるかがキモ。
いざ、という時のためにk/d缶を取っておくかどうか・・・。
決めきれないので、とりあえずスペシフィック缶とk/dを比較してみることにしました。
スペシフィック缶 (猫用 腎心肝アシスト) | k/d缶 (腎臓ケア) | |
---|---|---|
1缶当たりの内容量 | 100g | 156g |
1缶当たりの値段 | 240円 | 292円 |
1缶当たりのカロリー | 158kcal | 170kcal |
100g当たりの値段 | 240円 | 187円 |
100g当たりのカロリー | 158kcal | 109kcal |
約180kcal(3kgの猫)当たりの値段 | 270円 | 162円 |
粗たんぱく質(たんぱく質) | 7.9%以上 | 5.0%以上 |
粗脂肪(脂肪) | 10.0%以上 | 3.0%以上 |
粗繊維 | 2.3%以下 | 1.5%以下 |
粗灰分(灰分) | 3.2%以下 | 2.2%以下 |
水分 | 73.4%以下 | 78.0%以下 |
k/d缶の方がスコ様の食いつきがいいのに、コスパがいい、というところは魅力です。
ただ、気になるのがカロリー。
スコ様は本当に食べないので、ちょっとでもカロリーが高いほうがいいというのが本音。
そうすると、スペシフィック缶かな、とも思う。
スコ様の場合は、体重を維持することが一番大事なので、できる限り少量で栄養を取らせたいのです。
そう考えると、手間はかかりますが、スペシフィック缶をメインにして、要所要所でk/d缶を使っていくというのがよさそうな気がします。
スコ様は、小さくて(2.8kg前後を行ったり来たり)、おばあちゃん(17歳)なので、1缶/日食べられたら万々歳・・・なのですが、実際のところは半分も食べられてない状態です。
仮にシマシマが療法食になって、ウェットになったら、シマシマは約6キロなので、体重を維持するためにはスコ様の2倍量食べなければなりません。
食欲がなくなった子に、2缶も1日に与えられる自信がない・・・。
シマシマよ。
どうか、元気でいてください・・・あなたに1日2缶もウェットを食べさせる自身がありません・・・。(泣)
カロリーが高くて、おいしくて、高齢ネコも食べやすい、腎臓病食どこかにないかな。
かかりつけ獣医さん曰く、腎臓病食は往々にして、おいしくないとのこと。
人間用もそうなので、そういうものなのだと、そして仕方がないのだということは理解しています。
でも、例えそうであったとしても、食欲がない子も、食欲が出る、そんなフードがあるといいのに、と願わずにはいられません。
スコ様の状態と様子
体重:未測定
点滴:150ml(7:00)
排泄:朝に2センチくらいの軟便、以降は💩出てない
睡眠:ご飯を食べている時間以外はすべて寝ている
ご飯:スペシフィック 30g+k/d缶 20g
薬:ディアバスター錠(1/2錠を1日2回)
サプリ:プロネフラ(0.7mLを1日2回)
フォーティフローラ(1日1包)