2022年6月10日、11日:一口でもいいから多く食べてほしい

目次

2022年6月10日(金)

スコ様の状態と様子

体重:未測定
点滴:190ml(6:15)
排泄:いいウンチ出た!!!(丸3日分)
睡眠:ご飯を食べている時間以外はすべて寝ている
ご飯:スペシフィック 60g
薬:ディアバスター錠(1/4錠を1日2回)
サプリ:プロネフラ(0.7mLを1日2回)
   フォーティフローラ(1日1包)

2022年6月11日(土)

スコ様の状態と様子

体重:未測定
点滴:160ml(5:45)
排泄:ウンチ出てない
睡眠:ご飯を食べている時間以外はすべて寝ている
ご飯:スペシフィック 30g+k/d缶 30g
薬:ディアバスター錠(1/4錠を1日2回)
サプリ:プロネフラ(0.7mLを1日2回)
   フォーティフローラ(1日1包)

ついにウンチが出ました!!!

量的に、3日分の食べた分くらいは、十分出たようなので一安心です・・・。

便は、腸の中の滞在時間が長ければ長いほど、水分が吸収されてどんどん固くなるから、非常に心配していたので、本当にホッとしました。

今日から点滴の量を1日目標200mLにしています。

多少の増減は気にしないことにしました。

輸液のバッグは、500mlなので、2日で1本を使うことになるのですが、6/11は、思った以上に輸液バッグの中に点滴が残っておらず、MAX入れても160mLでした。

そこで、k/d缶に水分を多めに加えて、餌を与えることで補完。

明日は、新しい輸液バッグをおろすので、しっかり200mL入れようと思います。

食べることは生きること。餌を食べさせる工夫

スコ様はウェットフードの固形分が残っていると上手く食べられないので、フードを裏ごしして、液状にする方法を以前に紹介しました。

ですが、そもそもスペシフィック缶は、好んで食べているわけではないので、やはり最近ではお皿に出すだけだと食べなくなってきてしまいました。

そこで、次の手段は、スプーンですくって与える方法に切り替えてみました。

(同じものを与えているので、どう違うのかはわからないのですが・・・気分を変える、みたいな感じでしょうか。)

スコ様は、本当に食べないのです。

一度にペロペロできる回数が決まっているんじゃないかと思うほど、すぐに食べるのをやめてしまいます。

なので、まずは、1回に与える量を10~15gに減らしました。

(つまり、100g与えようと思ったら、1日10食になりますが、もう、回数で稼ぐしかありません・・・)

しかも、だいたい完食できない(しない)ので、7~8割が限界。

ということは、1回の摂取量は、7g~12gが関の山です。

でも、とにかく体の小さな(3キロありません)スコ様は、体重を減らさないということが一番大事なので、食べてもらわねばなりません。

3時間おきくらいに、トイレやふらっと歩き回る時間があるので、そのタイミングを狙って、餌を与えます。

こうなってくると、さすがに在宅勤務じゃないと無理があります。

どうしても出勤しなければならない日は、極端に給餌量が減ってしまうので、帰ってきてからとにかく食べさせるのに必死。

ちなみに、なぜかスコは、慢性腎臓病になってから、毎晩夜中の2:00と4:30に起きます。

時間になると、私の枕元に来て起こすのです。

そのタイミングで若干おなかがすくらしく、ありがたいことに、夜中の2回は貴重なスコ様のごはんタイムとなります。

おかげで、正直こっちは寝不足ですが、これもすべてスコ様のため、と思って毎晩頑張っていたら、最近は慣れてきたのか、その時間になると勝手に目が覚めるようになってきました。

習慣の力、おそるべし。

前置きが長くなりましたが、今スコ様が何とか食べてくれる、新しい給餌方法を紹介したいと思います。

スペシフィック缶の場合

裏ごししてあるスペシフィック缶を10g、小さなお皿にとります。

水を入れて、ダマがなくなるように混ぜます。

ドロドロ加減はこのくらい。(すくってぽたぽた落ちるくらいが、今のスコ様はお好みのようです)

これを、スコ様の口元まで運んで食べさせます。

例えていうなら、赤ちゃんに離乳食を食べさせるようなイメージでしょうか。

ちなみに、スペシフィック缶だけでは食べないので、まず最初は、ちゅ~るを少しだけスプーンの上にのせて、スコ様を欺きます。

スコ様は、一度何かが口に入れば、好きではないけど嫌いでもないというレベルの餌であれば、そのまま継続して口に入れてくれるため、最初の導入が成功すれば、ある程度食べてくれるのです。

ただし、嫌いなモノはとことん嫌いらしく、においでダメ判定が出た時点で、かたくなにもう食べなくなります。

そして、その時に使っているシリコンスプーンがとても使いやすくて、かつスコも舐めやすいようで、とても重宝しているので、こちらもご紹介。

ダイソーで偶然見つけた離乳食用のシリコンスプーンです。

先っぽが平らなので、お皿の餌を余すところなくすくうことができるのもいい。

角も丸っこくて、全体的にコンパクトでいい感じです。

k/d缶の場合

前回、試しに買ってみた、k/d缶が割と食いつきがよかったので、スコ様的には味は合格点ということらしい。

k/d缶だけは、ちゅ~るなしで食べてくれて、自らお皿で食べてくれるのです。

もちろん、k/d缶そのままではスコ様が食べられないので、水で溶いて与えます。

k/d缶は、水分を取らせたい時にも与えるようにしています。

10~15gをお皿にとって

水で溶く

混ぜます

かなりしゃびしゃびにします。

このくらいゆるゆるに。

最終的には、水分だけ舐めて、固形部分は残してしまいます。

だから、実際に栄養分として、体内に取り込まれているのかどうかは、ちょっと疑問です。

(勝手な先入観ですが、固形の部分に栄養ありそうな気がしてしまいます・・・)

なぜか、必ず、このくらい残すので、k/d缶は6割食べてくれたらいいほうです。

食べ残しは、思い切って捨てます。

冷蔵庫に入れておいても、においが飛んでしまいますし、2回目はほとんど食べてくれないので、結局捨てる羽目になってしまうからです。

k/d缶は固形分が多いので、裏ごしができません。

だから、k/d缶の目的は、栄養というよりは、口からの水分補給。

考えても仕方がないので、そうやって割り切ることにしました。

k/d缶はお皿から食べてくれるため、非常に楽なのですが、スペシフィック缶はスプーンでちまちまあげるので、例え10gだったとしても、かなり時間がかかります。

ですが、栄養はスペシフィック缶からとってもらうので、なんとしてでも確実に食べさせたい。

手間がかかろうと、時間がかかろうと、もうこれは腹をくくってやることにしています。

世の育児中のお母さま方は、数時間おきの授乳はこのような感じなのでしょうか・・・。(連続して眠れず、休めず・・・)

強制給餌はしたくない。

シマシマが肝臓を悪くして食べなくなった時に、強制給餌をしたことがあるのですがが、あれは本当につらいです。

やっている側も、やられる側も、かなりツライと思います。

もし、スコ様の腎臓の数値がもっともっと悪くなって、常に吐き気に見舞われるような事態になったら、たぶん私は、吐くのがわかっている状態で強制給餌をすることはしないと思います。

腎臓病の子の最後は、ご飯を食べなくなって、痩せて栄養出張気味になって最後を迎えることが多いと聞きます。

私だったら、気持ち悪いときに、口にモノを入れられたくないし、正直放っておいてほしい。

だから、スコ様が本当に食べなくなったその時は、スコ様の意思を尊重しようと思う。

いたずらに栄養だけを補給して、苦しみを長引かせることだけはしないでおこうと思います。

そんなこと考えてたら涙出てきてしまいました・・・

スコ様はまだ元気。

今日も自分で餌を飲み込んだ。

吐くこともない。

大丈夫。

まだ、大丈夫。

QOLを保てているスコ様の今の状態を、できる限り長くキープすることが、今の私の目標。

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