2023年1月17日(火)
自宅点滴をはじめて約3カ月くらいで、点滴をほぼ失敗しなくなりました。
が、241日目にして、久しぶりの点滴失敗。
失敗というか、針を上手くさせなくて、3回も刺してしまった・・・。(スコ様、本当にゴメン。)
先日、「呼吸をするように点滴できるようになった」という記事を書いたのですが、どの口が…!!!笑
何カ月ぶりかに失敗したので、結構心のダメージが・・・。
ただ、今回、自宅点滴が慣れてきたときにも、やっておいてよかったな、と思ったことに気づけたのでシェアしたいと思います。
惰性かな?と思いつつ、続けていたことが役立った件
昔は点滴が上手くできなかったから、いろんな工夫をしていました。
慣れてきて、正直もうしなくていいかな、と思うことは多かったけど、まあなんとなく続けていたことがあるんです。
結果として、それが今回の失敗ですごく役に立ったので、「備えあれば憂いなし」のポイントを2点ご紹介。
点滴の針は必ず予備を手元に準備
3カ月目以降、点滴の針を刺すのを失敗することはほぼありませんでした。
だから、作業準備の時に、予備の翼状針を手元(いざという時にすぐに手に取れる位置)に置いておく必要もないかな、と思い始めていたのですが、万が一のことを考えて、毎回すぐ手に取れるところに予備を置いていました。
点滴の針は、一度失敗して刺した針を抜いてしまうと、針が鈍くなってしまうらしく、2回目に刺す時に、より痛みを伴うと聞いたことがあります。(もちろん、衛生的にもよくない)
動物病院の先生曰く、基本は失敗するたびに新しい針に取り換えるべき。
とのこと。
ただし、まあ、2回目くらいまでだったらいいかな…とこっそり教えてくれました。笑
だから、私も、そんなに深く刺さらずに一瞬で抜けてしまった場合は、2回目までは同じ針を使って、それも失敗した場合は新しい翼状針をおろすようにしています。
今回は、1回目すぐに抜けちゃって、そのまま2回目刺そうとしたら、針が鈍くなっていたのか皮膚に刺さらず。
(もしかすると、点滴の針の刺しすぎで、そもそもスコ様の皮膚が堅くなっていたのかもしれません。)
予備の針を開封して、3度目の正直で上手く刺せた、という経緯。
失敗しない、と高をくくっていて、針を準備していなかったら…久しぶりなだけに焦っていたのだと思います。
スコ様にも負担をできるだけ少なく、自分も落ち着いてリベンジできる備えはしておくに越したことはないな、と痛感したのでした。
噛まれるかもしれない準備
スコ様は基本的に狂暴なので、本気で殺しにかかってきます。
なので、自宅点滴の際は、噛まれても傷が浅くて済むように、手の甲まで隠れる服を着ています。
数か月、失敗がない=噛まれることがない、という状態だと、「この子はもう噛まないのではないか?」という錯覚に陥ることがありますが、ネコ様は基本野生ということを忘れてはいけないな…と改めて思いました。
スコ様、めっちゃ噛むやん・・・!!笑
さすがに3回目刺されようとしたスコ様は、暴れて噛みついてきました。
最近、噛まれないから素手でもイケるかな?と思いつつ、なんとなく惰性で手の甲まで覆う服を着て点滴をしていたんですよね。
ちなみに、「手の甲」まで隠れるっていうトコロがポイント。
だいたい噛まれるのは、手首より先です。
手の甲ガードの服着ててよかったです。
というわけで、
初心忘れるべからず
備えあれば憂いなし
使わなくても、当時必要だった装備は準備しておくべし。
慣れてても、失敗はします。
大切なのは、そのリカバリをどうするか。
がんばろう。