2022年3月18日:なかなか下がってくれない腎臓の数値(BUN)

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2022年3月18日(金)

2月の末に、急性腎不全ということで、受診⇒即入院となり、腎不全だけじゃなくておしっこが自力で出せないという状態に陥りながらも、3/1になんとか退院できたスコ様。

退院以来、毎日点滴に通っていましたが、腎臓の数値がだいぶ落ち着いたということもあり、ようやく今は週に2~3回の通院となっています。

スコ様はもともと食が細いので、モリモリ食べるわけではないのですが、必要最低限のご飯は食べ、そこそこ水も飲み、おしっこもまあ出ていて、ぱっと見は順調そうに見えます。

でも、尿素窒素の値がなかなか下がらない・・・。

2021/12/21 (定期健診)

BUN   37.6 mg/dL
CRE    1.04 mg/dL

※急性腎不全になる前(BUNはもともと高かったので注意して見ていた)

2022/2/25 (入院時)

BUN    140.0 mg/dL以上(測定不能)
CRE    6.67 mg/dL

2022/3/1 (退院時)

BUN    75.8 mg/dL
CRE    1.85 mg/dL

2022/3/18

BUN    63.3 mg/dL
CRE    1.85 mg/dL

ただ、調べてみると、この尿素窒素というのは、腎臓が悪いという原因だけではない可能性もあるらしくて。

その辺は、病院の先生も気にしてくださっているので、色々他の数値もチェックしてくれているのだけど、これと言った他の要因が見当たらないのです。

BUNを下げるだけなら、皮下点滴の頻度をあげれば下がりますが、毎日は猫にとっても負担ですし、とりあえず食欲があって水も飲めていて、体重が極端に落ちなければ、皮下点滴は週に2回でいいですよ、とのこと。

先生曰く、数値を下げることが大事なのではなく、スコ様が快適に過ごせることが重要なのだそうです。

BUNが高いということは、身体の中に老廃物が貯まっているということなので、この値が極端に上がると、気持ち悪くなって食欲が落ちるらしいのです。

今のところ、スコ様の食欲はいつも通りで、体重も、退院時の2.75kgあたりを維持できています。

水も飲めています。

が、おしっこの色は、かなり薄いので、体内の水分が再吸収されず、老廃物が貯まり、水を飲んでいる割には若干脱水気味なのだと思います。

毎日、毎回、ごはんを食べたら褒め、おしっこが出たら褒め、ウンチが出たら褒めていたら、スコ様ったら、おしっことウンチの後に、報告しに来るようになりなした。
か、かわいい・・・!

食べて出すだけで、「宇宙一天才!できる子!!カワイイ!!!」と褒められる、我が家のスコ様。

とにかく、ちょっとした変化も見逃さないように、大事な子たちを少しでも、快適に長生きさせてあげられるように、今後も最新の注意を払おうと思います。

何か変だな

と感じられるように、常日頃からネコたちの様子をしっかりチェックしなければ。

腎臓病は、症状が出たときは、かなり進行しているらしいので、できる限り早期に見つけることがとても重要だということを身に染みて感じています。

そして、一度悪くなってしまうと、腎臓はもう元には戻らないので、できる限り現状維持できるように頑張っていこうと思います。

2022年3月28日(月)

スコ様はもともと腎臓の値(特にBUN)は正常高値だったのですが、先生曰く、急性腎不全の場合は、ある程度は元の数値近くまでは戻るでしょう、とのこと。

しかし、退院から約1ヵ月。

一向に2021年12月の時の値に戻る気配がありません。

2022/3/28

BUN    59.3 mg/dL
CRE    2.0 mg/dL

先生とも相談しながら、今は週2回ペースの通院による点滴で、数値は高いながらも安定しているので、この辺で週1回ペースの通院点滴にしてみましょう、ということで今後の方向性を確認しました。

先生曰く、スコ様は、もともとの数値を考えると、今の数値がとても高いから、週2回ペースで点滴してもらっているけど、腎臓病の子たちは、このくらいの数値だったら、良く食べてよく出していれば、ここまでのペースで点滴には来ない、とのこと。

大切なのは数値ではなく、スコ様がいかに負担なく快適に過ごせるかというところにフォーカスを当ててくださいと先生に言われ、ハッとさせられました。

確かに、週2回であれ、スコ様にとっては負担が大きいに違いありません。

下僕も在宅勤務にしてもらって、何とか週2回病院に通っていますが、負担ではないと言えば嘘になります。

先生の説明を聞いて、スコ様にとっても下僕にとっても、週2回の通院から、週1回にすることは、それほど悪い選択肢ではないと思い、決めました。

2022年4月9日(土)

点滴のための通院回数を週2回から週1回にしてから、2週間弱。

血液検査の腎臓の数値が横ばいだったので、先生と相談して、今後はそのまま通院点滴は週1回にして様子を見てみましょう、という方向性になりました。

2022/3/28

BUN    54.3 mg/dL
CRE    1.9 mg/dL

先生曰く、体重が減らなければ、ある程度は大丈夫ということだったので、これからは毎日体重を測ることにしました。

とりあえず、尿素窒素の値はまだまだ高いのですが、クレアチニンの値はだいぶ落ち着いてきているので、このまま現状維持で行ければ万々歳ではなかろうか、と思います。

スコ様本猫が、つらくない毎日を送れているのであれば、それでいい。

血液検査の数字は大事だけれど、それ以上にスコ様のちょっとした変化も見逃さず、QOLを保てているかどうかを今後しっかりと見ていく必要がありそうです。

手始めに、食べる量とおしっこの量と体重はしっかりチェックしていこうと思います。

今後は、週1ペースの通院による点滴と、月に1~2回の血液検査でスコ様の状態を把握していく予定です。

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