2022年5月16日(月)
週に2回点滴のために通院し、様子を見ていたのですが、腎臓の数値がなかなか元に戻らないスコ様。
前回(5/12)の血液検査から、毎日点滴に切り替え、4日後の今日。
BUN 89.8 mg/dL
CRE 3.59 mg/dL
思ったよりも下がっていません。
ただ、今までの経過を見ていると、スコ様は点滴の回数を増やしても、劇的に回復しないようです。
ゆるゆる~・・・っと下がり、何週間もかけてようやくCREが2くらいに落ち着いたので、今回もきっとしばらくかかるのだろうな、そう考えていました。
できればCREは、2.xxくらいまでには落ちてほしい・・・。
前回の血液検査では、若干貧血気味だったのですが、今回はとりあえずギリギリ大丈夫だった模様(ギリ正常範囲内)で、造血ホルモンの注射はしなくて済みました。
さて、ここで、ついに先生に言われてしまったこと。
(前の時も、ちょいちょいにおわされてたのだけど、スコ様の数値が良くなったので、やらずにすんでいたのです・・・)
それは・・・・
自宅点滴。
余談ですが、何を隠そう、小学生頃の私の夢は、獣医になることだったのです。
ですが、幼き自分は、ある日気づいてしまうのです。
血を見るのが怖い!
ということに。
そんなわけで、あっさりと獣医になる夢をあきらめたのですが、小学校の卒業文集には、しっかり「獣医になる」と書いてありました。笑
そんな自分が、自宅点滴をすることになろうとは夢にも思いませんでした。
針を刺すのが怖い・・・
正直めちゃくちゃ怖いです。
針をスコ様に刺すなんて・・・絶対無理!!!
と、思って、これまでは必要とあれば、毎日通院してスコ様に点滴をしてもらっていたのですが、落ち着いてよく考えてみます。
スコ様にとって、病院は間違いなくストレスになっているはずです。
毎日、順番が来るまで長時間待たされて、最終的に点滴のために針を刺されて痛い思いをするわけです。
きっと、同じ怖い思いをするなら、自宅でできたほうがいい・・・はず。(たぶん)
そして、飼い主としても、自分が万が一体調不良になって、動物病院に行けない事態に陥ったら??
万が一、災害などにあって、病院に行けない事態に陥ったら??
と考えてみると、自分で点滴をできるようにしておくのも悪くないと思ったのです。
と、言うわけで、早速今日から、自宅点滴のトレーニングが始まりました。
いつも動物病院で先生がやってくれている点滴を、先生にやり方をレクチャーしてもらって、先生の見ている前で下僕自らがでやらせてもらいます。
さすがに、自宅点滴を提案されたその日にスコ様に針を刺すには、心の準備が全くできていなかったので、今日は下僕が点滴の準備だけをさせてもらいました。
点滴を準備して、クレンメを閉じて、ラインを点滴に刺して、針をラインに装着して、輸液を流す。
意外とやることが多いので、パニックです。
針を刺すのは先生。
心の準備ができたら、針を自分で刺してみましょうね、ということで、明日はスコ様担当の先生がお休みなので、明後日、ついに、スコ様に針を刺してみます。
(ああ、もう、今からコワイ・・・)
とりあえず、帰宅後はAmazon先生で点滴用のスタンドを早速注文しておきました。(まずは形から入ります・・・)
先生は、そんなの買わなくても、S字フックやハンガーなんかで代用できますよ、と言ってださったのですが、スコ様を点滴のところに連れて行くよりも、スコ様のところに点滴を持ってくる方がやりやすいのでは、と思ったのです。
そして、あわよくば、ベッドで寝ているときに、ぷすっと点滴できたりしないかな、と淡い期待を抱いているのです。
正直、めちゃくちゃコワイです。
先生曰く、皮下点滴はそれほど失敗はしないようで、血管に注射する時みたいに空気が入ってはいけない!ということはないらしいです。
(ネコは嫌がるでしょうが、)皮下なので、ちょっとくらいなら空気が入っても大丈夫とのこと。
他にも、針がうっかり皮膚を貫通したとしても、まあ何とかなる、といった感じで、素人が自宅でできる程度の難易度らしいです。
それでも、怖いモノはコワイのです。
皮とは言え、イキモノに針を突き刺すという行為自体が、もうホントに怖い。
今の動物病院の先生がとっても優しくて、「心の準備ができたらでいいですよ」って言ってくださるので、自分のペースで、「イケる」って思ったらやらせてもらうことにします。
判断基準は、常に、「スコ様が一番ツラくない方法を選ぶ」ということ。
ブレない何かを持っていると、本当に人生生きやすくなりますね。
ネコ様のために生きる。
私に逃げることは許されていません。
現実に向き合うことだけが許されているのです。
猶予はあと1日。
明後日には、スコに針を刺すことになるのですから・・・。