2022年6月3日(金)
昨日の血液検査で、クレアチニンの数値が若干よくなっていたのと、スコ様が点滴を200mL入れきる前に毎回暴れだす、という話をしたら、先生が、点滴は150mLにしてみましょうか、とおっしゃる。
50mL減るだけでかなり楽になると思うと嬉しい。
とは言え、50mLの差というのは、実質的には数十秒の差。
でも、ネコ様の自宅点滴においては、この数十秒がかなり効いてくるのです。
自宅点滴の1秒は非常に大きい。
1歩進んだ気がして喜んだ矢先に2歩後退しているのではないかという悲劇
今週は、スコ様の調子がすごくよさそうで、元気だったように見えました。
だから、数値もよくなってるんじゃないかと思って、期待して臨んだ昨日の病院の血液検査。
思ったほどよくなってはいなかったのですが、それでもCREが少し下がっていて、ホッとしました。(反してリンの数値は上がってしまいましたが・・・)
数値はともかく、今週は、スコ様がすごく元気だったのがうれしくて、良くなることはないにせよ、どうかこのまま悪くはなりませんように。
と祈る日々。
と、そんなことを考えていた矢先、今日の20:00頃。
スコ様がウンチをしました。
ん?今朝してたよね?!(スコ様のウンチの周期は、2日に1回です。)
嫌な予感がします。
トイレに近寄ってみると、
あ~・・・ユルイかも。
そして、その10分後。
スコ様、再びトイレへ。
あ~・・・これ完全に下痢(泥状)。
なぜか突然の下痢発生。
思い当たることは全くありませんが、昨日からの変化と言えば、3つありました。
- 点滴の量を200mL⇒150mLに減らした
- フォーティフローラの量を半量にした(もう下痢が収まっていたので)
- ヒルズのk/d缶を普段の食事にプラスして与えた
どれも、そこまでインパクトがあるとは思えないのだけど。
でも、事実、スコ様は下痢をした。
とりあえず、前回残してあったディアバスター錠を即飲ませ、夜のご飯にフォーティフローラ(整腸剤)の残りを入れて与えることにしました。
下痢が続くと、より脱水状態になるので、明日の点滴はちょっと200mLに戻した方がいいかもしれない。
先生曰く、下痢の状態が続くことそのもの自体は、それほど問題はないけど、下痢によって脱水状態になるのがあまりよくないとのこと。
とは言っても、下痢かどうか問題は、正直かなり下僕の精神状態に関わってくるのです・・・。
なぜなら、健康なコロコロウンチの場合は、水分も少なくコロコロなので、まあ放っておいても特に問題ないのですが、下痢の場合は、ネコ様が砂をカキカキした時に、ウンチがべっとり手につく可能性が高いのです。
その手で、その辺をうろつきまわられた時の衝撃たるや・・・!!!(そんな時は、もう声になりません・・・)
だから、今日はスコ様にお願いしてみました。
「下痢の時は、ウンチしたらカキカキしなくていいから、すぐにトイレから出てほしいな」
と。
スコ様は人の言葉がわかるので、きっと、下痢の間は、したらすぐにトイレから出てきてくれるはず。
(最近はいいウンチが出ていたので、しっかりカキカキしていたのだけど。)
そして、彼女は今眠っている。
昨日まであった元気はありません。
慢性腎臓病は、治らない。
どれだけ現状を維持できるか、そこが勝負どころになってきます。
症状を悪化させないためにできること、今の状態をできるだけ長くキープできること。
そこがキモになってきます。
ちょっと良くなったかな、と思っても、それは本当に良くなったわけではなく、一時的に良くなっているだけなのかもしれない。
でも、その状態にどうしても希望を抱いてしまう私がいる。
過度な期待はしない方がいいと思いつつ、どうしても、「こうあってほしい」という部分に期待してしまう。
でも、一番頑張っているのは、誰でもなく、スコ様自身。
その頑張りに、下僕がどこまで寄り添えるか。
それが、今の私の役目だと思っています。
本人が、どうか、できる限り苦しまずにQOLを保った状態で長生きできますように。
そこを見極められるのは、飼い主のみ。
スコ様とシマシマが、私の人生を豊かなものにしてくれました。
彼らがいるからこその、私。
この感謝をすべてネコ様たちに還元したい。
彼らが幸せである状態を1秒でも長く。
それが、飼い主に与えられた使命。
スコ様の状態と様子
体重:未測定
点滴:150ml(7:45)
排泄:朝にいいウンチ、夜に下痢(再び・・・!!)
睡眠:ご飯を食べている時間以外はすべて寝ている
ご飯:ウェットを70gくらい(ヒルズのk/d缶の威力スゴイ)
薬:ディアバスター錠(1/2錠を夜から再開)
サプリ:プロネフラ(0.7mLを1日2回)
フォーティフローラ(1日1包)