🐾本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
カプセルを分割したいと思ったことはありませんか？
錠剤ならば、特に困らないのです。
ピルカッターや、お薬を切るはさみなどが売られていますので、それを使えばいいのです。
でも、カプセルを何分割かにしたい場合は、どうすればいいのでしょうか？
今回は、自分がその局面に遭遇し、カプセルを無理やり6分割する方法をあみ出したので、同じくお困りの方にシェアしたいと思います。
そもそも、なぜカプセルを分割する必要があるのか？
我が家にはアトピーのネコ様(シマシマ：MIXの男子)がいます。
もともと常同行動の気があり、お水をずっと飲み続けたり、同じところを自壊するまで舐め続けたりすることが多々ありました。
アトピーが原因で、痒かったり違和感があるからだと思うのですが、一度舐め始めると止まらなくなることがあります。
いつもであれば、ステロイドである程度改善するのですが、今回はスコ様の死という悲しい出来事もあり、もはやステロイドではどうしようもなくなってしまったので、主治医の先生と相談の上、フルオキセチンという抗うつ薬を試してみることにしました。
このお薬が、カプセルなのですが、シマシマに投与するときは、1カプセルを6分割しなければならないのです。
動物病院で、6分割してくれることは可能なのですが、カプセルにまでは入れてもらえません。
つまり、ものすごく少ない量の粉薬を、薬包に入れて渡してもらえるのですが、それをカプセルに入れるのが一苦労なのです。(粉のままで与えることは不可能とのこと。まずいのかな？)
なので、今回は、カプセルをそのまま処方してもらい、自分でカプセル詰めすることにしました。
とは言え、カプセルを分割する(しかも6分割！)ということを今まで考えたこともなかったので、どうすればいいかわからず、ネットでググってはみたものの、意外と情報がないのです。
仕方がないので、何とか方法を考えて、自己流ですが、思った以上に上手くいったので、ここにシェアします。
カプセルのお薬を分割する方法
まず、カプセルを置くための容器を準備します。
IWAKIのコンテナが意外といい感じです。
コンテナをひっくり返します。
マスキングテープをわっかにして、コンテナの底面につけていきます。
分割したい数の分だけマステをわっかにしたものをのせていきます。
カプセルを準備します。(4号を使っています)
中身はこんな感じで、透明なカプセルがわさッと入っています。
カプセルの蓋を外し、先ほどのマステの上に軽くのせて立たせます。
(本当は6分割しなければいけないのですが、ここでは間違えて5個分しかカプセルを用意してありません・・・)
パラフィン紙を用意します。
(粉を最大限利用するために、くっつかない素材のモノがいいです。)
お薬(フルオキセチン)を用意します。
耳かきを用意します。
4号のカプセルだと、耳かきがちょうどカプセルの中に入るくらいのサイズ感です。
カッター(刃先の角度が鋭いものがおススメ。これは30°)
フルオキセチンのカプセルは蓋がくっついているので、手でひねっても外れません。
カッターの刃先を継ぎ目に差し込むような感じで、少しずつはがしていきます。
ピンセットも使いながら、慎重にはがします。
蓋が取れると、思った以上にぎっしりとお薬が詰まっています。
耳かきを使って、少しずつ、元のカプセルから透明のカプセルへと移していきます。
ここで、ようやく6分割なのに5個しかカプセルを用意していないことに気づき、慌ててもう一つカプセルを追加しています。笑
まあまあこぼれますが、これは仕方ないです。
このくらいは許容範囲としましょう。
パラフィン紙に落ちたお薬も、可能であれば、耳かきですくってカプセルに入れましょう。
均等にお薬を入れ終わったら、蓋をして、完成です。
カプセルにお薬を充填するときの注意事項
カプセルを分解して、分割してお薬を新しいカプセルに入れる場合は、手が濡れていない状態で作業すること。
時間に余裕があるときに実施すること。
ちょっとくらいこぼれても気にしないこと。
エアコンや扇風機など、風が出るものに注意。(部屋の窓を開けて風に吹かれないように注意)
今回使ったモノたち
ピンセットと耳かきは、もともと自宅にあったものを使用。
