先週末の4月20日(土)、ネコと終活は東京の森下にある「終活スナックめめんともり」にて、1日ママとしてカウンターに入り、ネコと終活スナックを開催してまいりました。
テーマは「ヒトが先に死んだらネコはどうなる？～あなたと愛猫の終活シミュレーション～」
多くの猫大好きな方々にご予約いただき、ご来店いただきました！
今回は、自分が一日ママということで、もちろんめめんともりのママと、チーママは一緒にいてくださるのですが、私もカウンターの中に入らせていただいて、猫好きのお客様のご対応をさせていただきました。
接客中はもちろんお写真を撮ることもできず（というか、そんな余裕なかった・・・笑）、開店前のお写真になりますが、このカウンターが全席埋まり、座れなかった方は、カウンター後ろのベンチにお座りいただくほどの盛況ぶりでした。
カウンター席には、様々なバックグラウンドのお客様がお座りになり、みなさまが飼われている猫ちゃんのお話だけではなく、ビジネスのお話であったり、保護猫活動のことであったり、終活にまつわるお話だったりと、話題尽きることなく、非常に濃密な時間を過ごさせていただきました。
ママと言いつつ、お酒を作ったり、お料理をお出ししたりする余裕もなく、お客様のお相手をさせていただくことが精いっぱいの情けないママでございました・・・（シュン）
ご来店いただいたお客様は、みなさま猫大好きな方々で、なんと23歳の猫ちゃんを飼っていらっしゃる方も・・・！！
20:00～は、ネコと終活ミニセミナーを開催し、ネコと終活お手製の猫生すごろくを使って、ネコ様をお迎えしてから起こり得ることや、かかる可能性のあるお金について、みなさまと一緒に考えるワークをしました。
ペット保険に入るかどうか問題は、入っている方もそうでない方もいらっしゃいましたが、今回参加された皆様も、決めかねている方も多くいらっしゃいました。
今回のミニセミナーでは、ペット保険に入るかどうかの考え方などもお伝えできたので、少しでも参考になれば嬉しいです。
そして意外と少なくて驚いたのが、ネコ様の年に1回の健康診断の実施。
まだ若いネコ様を飼っている方が多かったということも理由の一つかもしれませんが、意外と毎年という頻度では健康診断を受けていない、という方が多くいらっしゃいました。
こちらに関しては、「正常な時の値を知っておく」ということと、早期発見の大切さをお伝えし、特に病気がなくても、まだ若い年齢であっても、できれば年1回のペースで健康診断を受けていただくと良い旨をお伝えさせていただきました。
皆様真剣に頷きながら聞いてくださって、ネコ様のことをしっかりと考えていらっしゃる事がよくわかりました。
ミニセミナーが終了した後は、お客さま同士でのコミュニケーションが始まります。
お一人あるいはお二人での参加がほとんどでしたが、みなさま初めて会ったとは思えないほどの打ち解けっぷり。
今回女性の割合が多めだったので、カウンターはほぼ女子会のような感じで、和気藹々ととても楽しい猫談義となりました。
お客様から、憧れの「ママも一杯どうぞ」ととても美味しいワインもいただき、感激の一夜となりました。
ママとチーママ、そしてご来店いただいた猫好きの皆様、本当にありがとうございました。
終活スナックめめんともりのルームツアー
今回のネコと終活スナックのイベント会場となった、終活スナックめめんともりのルームツアー（スナックツアー？）を少し。
興味のある方は、是非お訪ねくださいね。
場所は、東京の森下駅から徒歩1分くらいの閑静な住宅街の中にあります。
ムーディーなカウンターの奥にはお酒がずらり。
どくろのボトルもちゃんとお酒なんですよ。（テキーラだそうです。）
カウンターの左手奥側は、パーティールームのようになっていて、その手前にはデザイナーズの棺桶と位牌が。
籐の篭で作られたようなかわいらしい棺桶。（予約すれば、入館体験もできます。）
猫ちゃんの位牌も。こんなかわいい位牌もあるのですねぇ・・・。
金魚のカラフルな位牌も。
こちらの写真の右下のピンク色の壺は、なんと、岩塩でできた骨壺だとか。（塩なので、そのまま海洋散骨用にも使用できるんですって！）
舐めるとしょっぱいらしいです。
めめんともりのチーママのミケラさんは棺桶デザイナーなのですが、こういった世界観があるのだなぁと、そして、こういう世界観がもっと世の中に広がれば、死というものの概念がもっと変わるのになぁ、と思いました。
だいぶ死生観は変化してきているとはいえ、やはり日本はまだまだ保守的。
こういった新しい風を、受け止められる社会であってほしいと思います。
ネコと終活スナックを終えて
私自身、そもそも「スナック」というところに立ち入るのが初めてだったこともあり、とにかく緊張でした。
普通のセミナーとは全然異なる雰囲気の中でのミニセミナー。笑
世のスナックのママさんたちは、お客様のお話のお相手をしながら、ドリンクや食べ物を作り、お出しする、そんなマルチタスクなことをやってのけていらっしゃる・・・なんということ！
ママへの道のりは、果てしなく遠いということを知った夜でした。
とは言え、みなさまとても楽しんでいただけたようで、帰り際に「来てよかったです～」とおっしゃっていただけたのが、本当にうれしく、ありがたい気持ちでいっぱいでした。
めめんともりのママの村田ますみさん、チーママのミケラさん、そして、ご来店いただきましたたくさんの猫好きの皆様、貴重な機会をいただきまして本当にありがとうございました。
