2022年2月25日(金)
昨日に引き続き、今日も下僕は在宅勤務だったので、スコ様の様子を1日様子をしっかり見ることができます。
とにかくいつも良く寝る子なのですが、それ以上に寝ている時間が長いように感じます。
一応部屋の移動はするのですが、足元がおぼつかない様子。
特に後ろ足。
よろめく、躓く、滑る。
ご飯の量が極端に少ない。(いつもの1/3も食べてないと思う)
クサイ。(めちゃくちゃクサイわけではないけど、ちょっと匂う。いつもはもっと匂いが薄い)
でも、元気がないわけじゃない。
(もともと元気がいいわけじゃないので、わかりにくい)
とにかく違和感、という感じです。
ただ、症状が全部老化のモノに該当するのと、程度がそれほどはなはだしくないので、「老化です」と言われてしまえば、「そうかも」と思ってしまう程度なのです。
だから、今日の動物病院の受診は、爪切りと肛門腺絞りをメインの口実にして、この違和感たっぷりな「老化現象」について、先生に聞いてみることにしました。
実はスコ様、2カ月前に血液検査をしたばかりなのです。(スコ様とシマシマは1年に1回血液検査をしてもらっています)
その時の結果は、異状なし。(※1)
BUN 37.6 mg/dL ※1
CRE 1.04 mg/dL
※1:BUNは若干基準値を超えているのだけど、スコ様はもともと右の腎臓が少し小さくて、BUNがいつも正常高値か、多少はみ出るくらい。なので、腎臓については、日ごろから血液検査の結果を注意して見ていました。
そういった理由もあって、このわずか2カ月の間に、腎臓の数値が急激に悪化しているなどと、どうして想像ができましょう?
とは言え、昨日からの違和感を先生に伝えたところ、先生も「2カ月前に血液検査してるけど、一応しとこっか」みたいな感じで、とりあえず血液検査をしてもらうことにしました。
すると、驚きの結果に。
BUN 140.0 mg/dL以上 (測定不能)
CRE 6.67 mg/dL
え、BUNが計測可能な値を振り切ってる・・・
2カ月前の検査結果から、慢性腎不全ではなく、急性腎不全であろうとのことでした。
(血液検査をこまめにやっておいてよかったな、と心から思いました・・・)
先生曰く、急性腎不全の場合は、適切に治療すれば、ある程度までは元に戻すことができるそうです。
というわけで、即入院となりました。
まさか、こんなことになるとは思ってもみなかったので、何の用意もないまま、スコ様を病院に預けてきました。
明日は、お気に入りのタオルを持って、面会に行こう。
どうして、「老化」の一言で片づけてしまったのだろう、と後悔が残ります。
小さなものではあったけれど、「確かに」違和感を感じていたのに。
2023年にスコ様を看取ってからの追記
「あれ?なんか変だな」という、下僕の勘。
これは、絶対に当たります。
だって、毎日よく見て、触って、溺愛して、こねくり回して、コミュニケーションを取っているのですから。
違和感は、必ずその裏に何かがあるはずです。
それが何かわからなくても、「なんか変だ」は、ネコ様からのサインです。
「もう少し様子を見ようかな」が命取りになることもあります。
結果として、何もなければそれでいいのです。
でも、後悔しないために、違和感を感じたら、即病院に連れていくのが、下僕とネコ様双方にとってのWin-Winな結果になると私は信じています。
※この時は、かかりつけ動物病院が休診日だったこともあり、1日受診が遅れてしまいましたが、この24時間がスコ様にとって、腎臓を悪化させてしまったのだと、今でも後悔しています。