2022年6月17日:猫に刺した点滴の針を自分の指に刺してしまったらどうなるか

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2022年6月17日(金)

今日も今日とてスコのご機嫌が、すこぶる悪い様子です・・・。

点滴の針を刺せども刺せども暴れて抜ける。

申し訳ないけど、今日は久しぶりに3回刺す羽目になりました。

すでに20回くらいは自宅点滴しているのですが、まだこういうことがあるのです。

2回目に、スコ様が暴れて針が抜けたので、スコが怪我をしないように、慌てて針を取り上げます。

念のため、スコの背中を消毒薬で拭くと、かなりの血が・・・!!!

スコ様ゴメンね!!と思っていたら、あれ?血を拭き取った後のスコの背中はキレイ・・・です。

おかしいな、と思って、自分の手を見たら、まさかの自分の指から血が出ていました。

そう。点滴の針を、うっかり自分の指に刺してしまったようなのです。

しかも、結構深く差してしまったようで(翼状針ってホントにスッと刺さるので痛みがなく気づきませんでした・・・)、周り一帯に血がついていて、結構ホラーな感じになっておりました・・・。

予備の翼状針の袋にも血だまりが。

スッと奥まで刺さった場合は、なかなか血が止まらないみたいで、指先をしっかり押さえても、次から次へと血が出てきて止まらず、ちょっと焦り始める下僕。

え、こんなに血が止まらないものなの?

いやでも、ここで点滴をあきらめるわけにはいかないのです。

絆創膏をかなりきつめに指に巻いて、スコ様の点滴用の新しいアルコール綿を出して、いざ、3回目。

荒ぶるスコも、さすがに血の匂いで、何かを察してくれたらしく、ちょっと神妙になっていたので、そのすきを逃さず、強気で3度目の正直の針をIN。

何とか今日も200mL輸液を入れられました。

全てが終わった後、結構惨事になってて、ちょっと後始末が大変だったのでした。

(血はなかなか取れないんですよね・・・。)

当たり前のことですが、針を刺したら痛いです。

スコ様は毎日これを刺されて頑張っているのです。

私だって、毎日採血されて、同じところに毎日注射の針刺をされたら、嫌になるに違いありません。

それは、スコ様だって荒ぶりますよ。

スコ様はエライなぁ。

毎日これに耐えて、本当にエライ。

たった1回指を刺しただけで、下僕はしょんぼりしているというのに。

一通り、後片付けが終わって、ふと我に返る。

あ、あれ?

猫の身体に1回でも刺した針が、自分の手に刺さっても、大丈夫なのかしら??

細菌が入って腫れたりしないかな・・・?

急に怖くなってきました。

一応ネットで調べてみると、腫れる人もいるらしいですが、噛まれたわけでもないですし、ちょっとチクッと刺しただけなら、大丈夫の場合が多い、という情報を得て、様子を見ることにしました。
(気になる方はすぐに病院に行ってくださいね。)

私はこれまで、スコ様にかなり噛まれているのですが、今のところ腫れたりしたことは一度もない(傷になるから多少は腫れるけど、紙や刃物で手を切ったときに切り口がちょっと腫れる程度なので、パンパンに腫れたりはしない)ので、まあ大丈夫でしょう、と。

そして今、普通に傷としては痛いし、ちょっと赤くなってはいますが、腫れてはいない模様。

カッターで手を切ったくらいの痛みと赤みと腫れ。

もちろん人によっては大変なことになる場合もあるため、自己判断は危険ですが、終身室内飼いの猫ならよっぽどかな、と。

こういうことがあると、明日点滴したくないモードに入ってしまいます。(もちろん、しないという選択肢はないので、結局するのですが。)

今日は、用事があったので有休とって、今すべてのタスクが完了したので、もう飲んじゃいます!!

飲んで楽しくなれば、きっと今日の大変だったことなんて忘れちゃう。

ストレスは、飛ばす!!

スコ様の状態と様子

体重:未測定
点滴:200ml(6:45)
排泄:ウンチ出てない
睡眠:ご飯を食べている時間以外はすべて寝ている
ご飯:スペシフィック 35g + k/d缶 35g + PURINA 10g
薬:ディアバスター錠(1/4錠を1日2回)
サプリ:プロネフラ(0.7mLを1日2回)
   フォーティフローラ(1日1包)

スコ様が急性腎不全で入院した時以来、尿検査をしていなかったので、この辺で一度やっておきましょうということで、尿採取キットをもらってきました。

我が家のネコトイレは最適化されているので、尿検査もラックラクなのです。

普段は下に敷いてあるペットシーツを敷かずに、ネコが通常通りおしっこするのを待つだけです。

シマシマがおしっこしたのを見計らって、そのあとでペットシーツを取り外し、しばらく放置です。

そうすると、腎臓病のせいでトイレの回数が多いスコ様が、どこかしらのタイミングでおしっこをするので、その後、ペットシーツの敷いてないトレーにおしっこが溜まっており、すぐに採取できるというわけなのです。

ネコ様のおしっこ後にペレットをカキカキした後の粉も、フィルタがキャッチしてくれるので、きれいにおしっこだけ取れるんです。

結果ですが・・・。

UPC(尿中タンパククレアチニン比)が、0.75でした。

ネコの場合は、UPCが0.4を超えると、何らかの治療が必要ということで、投薬が必要と先生がおっしゃる。

1回だけ測って、すぐにお薬、というわけではないらしく、2~3回検査して、すべて0.4を超えていたら治療を開始しましょうということになりました。

これ以上薬は増やしたくありませんが、必要とあれば仕方がありません。

一難去ってまた一難。

がんばろう。

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